第7巻1412番歌はこちらにまとめました。
第7巻 1412番歌
| 巻 | 第7巻 |
| 歌番号 | 1412番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | – |
| 原文 | 吾背子乎 何處行目跡 辟竹之 背向尓宿之久 今思悔裳 |
| 訓読 | 我が背子をいづち行かめとさき竹のそがひに寝しく今し悔しも |
| かな | わがせこを いづちゆかめと さきたけの そがひにねしく いましくやしも |
| 英語(ローマ字) | WAGASEKOWO IDUCHIYUKAMETO SAKITAKENO SOGAHININESHIKU IMASHIKUYASHIMO |
| 訳 | この人はどこへも行くものかとたかをくくって、割いた竹のように背中合わせに寝た人なのに、こうしてあの世に行かれてしまうと、悔やまれてならない。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 挽歌、後悔、枕詞 |

