万葉集 第19巻 4205番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第19巻4205番歌はこちらにまとめました。

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第19巻 4205番歌

第19巻
歌番号4205番歌
作者大伴家持
題詞(見攀折保寶葉歌二首)
原文皇神祖之 遠御代三世波 射布折 酒飲等伊布曽 此保寶我之波
訓読皇祖の遠御代御代はい重き折り酒飲みきといふぞこのほほがしは
かなすめろきの とほみよみよは いしきをり きのみきといふぞ このほほがしは
英語(ローマ字)SUMEROKINO TOHOMIYOMIYOHA ISHIKIWORI KINOMIKITOIFUZO KONOHOHOGASHIHA
皇祖神の遠い昔から代々、葉を折り重ねて酒を飲んだということらしい、このホオガシワは。
左注守大伴宿祢家持
校異
用語天平勝宝2年4月12日、年紀、作者:大伴家持、植物、遊覧、氷見、富山
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解説

「皇神祖(すめろき)の」は「天皇の祖先の」という意味。「重(いし)き折り」は「折り重ねて」という意味。

左注の「守大伴宿祢家持」とは家持作という意味。「宿祢(すくね)」とは武人や行政官を表す称号。
題詞の「攀(よ)じ折った保寳葉(ほほがしは)を見て二首」に続く2番目の歌。1番目の歌は4204番歌

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