第20巻4489番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4489番歌
| 巻 | 第20巻 |
| 歌番号 | 4489番歌 |
| 作者 | 甘南備伊香 |
| 題詞 | (十二月十八日於大監物三形王之宅宴歌三首) |
| 原文 | 宇知奈婢久 波流乎知可美加 奴婆玉乃 己与比能都久欲 可須美多流良牟 |
| 訓読 | うち靡く春を近みかぬばたまの今夜の月夜霞みたるらむ |
| かな | うちなびく はるをちかみか ぬばたまの こよひのつくよ かすみたるらむ |
| 英語(ローマ字) | UCHINABIKU HARUWOCHIKAMIKA NUBATAMANO KOYOHINOTSUKUYO KASUMITARURAMU |
| 訳 | ものみなうち靡く春が近いからか、今夜の月夜は霞がかっているようだ。 |
| 左注 | 右一首大蔵大輔甘南備伊香真人 |
| 校異 | – |
| 用語 | 天平宝字1年12月18日、年紀、作者:甘南備伊香、三形王、枕詞、叙景、宴席 |

