第19巻4161番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4161番歌
巻 | 第19巻 |
歌番号 | 4161番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (悲世間無常歌一首[并短歌]) |
原文 | 言等波奴 木尚春開 秋都氣婆 毛美知遅良久波 常乎奈美許曽 [一云 常<无>牟等曽] |
訓読 | 言とはぬ木すら春咲き秋づけばもみち散らくは常をなみこそ [一云 常なけむとぞ] |
かな | こととはぬ きすらはるさき あきづけば もみちぢらくは つねをなみこそ [つねなけむとぞ] |
英語(ローマ字) | KOTOTOHANU KISURAHARUSAKI AKIDUKEBA MOMICHIDIRAKUHA TSUNEWONAMIKOSO [TSUNENAKEMUTOZO] |
訳 | 物を言わない木ですら春には花が咲き、秋には紅葉となって散るのは、物皆無情だからこそ。 |
左注 | – |
校異 | 無 无 [元][類] |
用語 | 天平勝宝2年3月、年紀、作者:大伴家持、植物、無常、憶良、富山、高岡、推敲 |