第4巻597番歌はこちらにまとめました。
第4巻 597番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 597番歌 |
作者 | 笠郎女(笠女郎) |
題詞 | (笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首) |
原文 | 宇都蝉之 人目乎繁見 石走 間近<君>尓 戀度可聞 |
訓読 | うつせみの人目を繁み石橋の間近き君に恋ひわたるかも |
かな | うつせみの ひとめをしげみ いしはしの まちかききみに こひわたるかも |
英語(ローマ字) | UTSUSEMINO HITOMEWOSHIGEMI ISHIHASHINO MACHIKAKIKIMINI KOHIWATARUKAMO |
訳 | 世間の人目がうるさいので、庭の石橋のように間近に住んでいますのに、逢うことも出来ず、ひたすら恋続けています。 |
左注 | – |
校異 | <> 君 [西(左書)][元][紀] |
用語 | 相聞、作者:笠女郎、大伴家持、恋情、枕詞、贈答 |