第2巻215番歌はこちらにまとめました。
第2巻 215番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 215番歌 |
作者 | 柿本人麻呂 |
題詞 | ((柿本朝臣人麻呂妻死之後泣血哀慟作歌二首[并短歌])短歌三首) |
原文 | 衾路 引出山 妹<置> 山路念邇 生刀毛無 |
訓読 | 衾道を引手の山に妹を置きて山道思ふに生けるともなし |
かな | ふすまぢを ひきでのやまに いもをおきて やまぢおもふに いけるともなし |
英語(ローマ字) | FUSUMADIWO HIKIDENOYAMANI IMOWOOKITE YAMADIOMOFUNI IKERUTOMONASHI |
訳 | 襖を引いて閉めるように妻を葬った山に別れを告げて、山道を思うと生きた心地がしない。 |
左注 | – |
校異 | 且 置 [西(左書)][類][紀] |
用語 | 挽歌、作者:柿本人麻呂、妻、異伝、亡妻挽歌、枕詞 |