第2巻115番歌はこちらにまとめました。
第2巻 115番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 115番歌 |
作者 | 但馬皇女 |
題詞 | 勅穂積皇子遣近江志賀山寺時但馬皇女御作歌一首 |
原文 | 遺居<而> 戀管不有者 追及武 道之阿廻尓 標結吾勢 |
訓読 | 後れ居て恋ひつつあらずは追ひ及かむ道の隈廻に標結へ我が背 |
かな | おくれゐて こひつつあらずは おひしかむ みちのくまみに しめゆへわがせ |
英語(ローマ字) | OKUREゐTE KOHITSUTSUARAZUHA OHISHIKAMU MICHINOKUMAMINI SHIMEYUHEWAGASE |
訳 | 家にじっとしていて、恋い慕ってなどいないで追いかけていこう。だから、道の曲がり角毎に目印の標を結んでおいてね、あなた。 |
左注 | – |
校異 | 与 而 [元][類][紀] |
用語 | 相聞、作者:但馬皇女、穂積皇子、恋愛、歌語り |