鏡王女が書いた万葉集についてまとめました。
掲載数 全 5 首
歌番号 | 本歌 |
第2巻92番歌 | 秋山の木の下隠り行く水の我れこそ益さめ御思ひよりは |
第2巻93番歌 | 玉櫛笥覆ふを安み明けていなば君が名はあれど吾が名し惜しも |
第4巻489番歌 | 風をだに恋ふるは羨し風をだに来むとし待たば何か嘆かむ |
第8巻1419番歌 | 神なびの石瀬の社の呼子鳥いたくな鳴きそ我が恋まさる |
第8巻1607番歌 | 風をだに恋ふるは羨し風をだに来むとし待たば何か嘆かむ |
鏡王女とは?
鏡王女(読み:かがみのおおきみ)
西暦680年ごろの人。飛鳥時代の歌人。藤原鎌足の正妻。謎が多い人物であり、鏡王という皇族の娘だろうという解釈が一般的。つまり、「かがみのおおきみのむすめ」と解すこともある。諸説あるが、額田王の姉とする解もあるが、そもそも血のつながりも、ゆかりもないので、極めて怪しい解釈。どういう人物かは読者様が決めるのが正しいのだろう。