第17巻4027番歌はこちらにまとめました。
第17巻 4027番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 4027番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (能登郡従香嶋津發船射熊来村徃時作歌二首) |
原文 | 香嶋欲里 久麻吉乎左之C 許具布祢能 河治等流間奈久 京<師>之於母<倍>由 |
訓読 | 香島より熊来をさして漕ぐ船の楫取る間なく都し思ほゆ |
かな | かしまより くまきをさして こぐふねの かぢとるまなく みやこしおもほゆ |
英語(ローマ字) | KASHIMAYORI KUMAKIWOSASHITE KOGUFUNENO KADITORUMANAKU MIYAKOSHIOMOHOYU |
訳 | 香島から熊来に向かって舟を漕いでいく。梶を取る暇がないほど都のことがひっきりなしに思われる。 |
左注 | (右件歌詞者 依春出擧巡行諸郡 當時<當>所属目作之 大伴宿祢家持) |
校異 | 都 師 [元][類][細] / 保 倍 [元][類] |
用語 | 天平20年春、年紀、作者:大伴家持、地名、富山、能登、羈旅、部内巡航、望郷、序詞 |