第17巻3900番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3900番歌
| 巻 | 第17巻 | 
| 歌番号 | 3900番歌 | 
| 作者 | 大伴家持 | 
| 題詞 | 十年七月七日之夜獨仰天漢聊述懐一首 | 
| 原文 | 多奈波多之 船乗須良之 麻蘇鏡 吉欲伎月夜尓 雲起和多流 | 
| 訓読 | 織女し舟乗りすらしまそ鏡清き月夜に雲立ちわたる | 
| かな | たなばたし ふなのりすらし まそかがみ きよきつくよに くもたちわたる | 
| 英語(ローマ字) | TANABATASHI FUNANORISURASHI MASOKAGAMI KIYOKITSUKUYONI KUMOTACHIWATARU | 
| 訳 | 織り姫は今船に乗り込むようだ。美しい鏡のように、澄み切った月夜。今しも雲が流れてゆく。 | 
| 左注 | 右一首大伴宿祢家持作 | 
| 校異 | – | 
| 用語 | 天平10年7月7日、年紀、作者:大伴家持、七夕、独詠、枕詞、織女渡河 | 

