第17巻3899番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3899番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3899番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (天平二年庚午冬十一月大宰帥大伴卿被任大納言 [兼帥如舊]上京之時ソ従等別取海路入京 於是悲傷羇旅各陳所心作歌十首) |
原文 | 海未通女 伊射里多久火能 於煩保之久 都努乃松原 於母保由流可<問> |
訓読 | 海人娘子漁り焚く火のおぼほしく角の松原思ほゆるかも |
かな | あまをとめ いざりたくひの おぼほしく つののまつばら おもほゆるかも |
英語(ローマ字) | AMAWOTOME IZARITAKUHINO OBOHOSHIKU TSUNONOMATSUBARA OMOHOYURUKAMO |
訳 | 海人娘子(あまをとめ)が焚く漁の火がぼんやりと見えるように、都努の松原がぼんやりと思い出される。 |
左注 | 右九首作者不審姓名 |
校異 | 聞 問 [元][類] |
用語 | 天平2年11月、年紀、旅人従者、大伴旅人、序詞、地名、西宮、兵庫、旅情 |