万葉集 第14巻 3516番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第14巻3516番歌はこちらにまとめました。

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第14巻 3516番歌

第14巻
歌番号3516番歌
作者作者不詳
題詞
原文對馬能祢波 之多具毛安良南敷 可牟能祢尓 多奈婢久君毛乎 見都追思努<波>毛
訓読対馬の嶺は下雲あらなふ可牟の嶺にたなびく雲を見つつ偲はも
かなつしまのねは したぐもあらなふ かむのねに たなびくくもを みつつしのはも
英語(ローマ字)TSUSHIMANONEHA SHITAGUMOARANAFU KAMUNONENI TANABIKUKUMOWO MITSUTSUSHINOHAMO
津島の峰には下雲はかかっていない。向こうの可牟(かむ)の峰にたなびいている雲を見ながらあの子を偲ぼう。
左注
校異婆 波 [元][類][紀]
用語東歌、相聞、地名、対馬、長崎県、望郷、羈旅、防人