万葉集 第14巻 3510番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第14巻3510番歌はこちらにまとめました。

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第14巻 3510番歌

第14巻
歌番号3510番歌
作者作者不詳
題詞
原文美蘇良由久 <君>母尓毛我母奈 家布由伎弖 伊母尓許等<杼>比 安須可敝里許武
訓読み空行く雲にもがもな今日行きて妹に言どひ明日帰り来む
かなみそらゆく くもにもがもな けふゆきて いもにことどひ あすかへりこむ
英語(ローマ字)MISORAYUKU KUMONIMOGAMONA KEFUYUKITE IMONIKOTODOHI ASUKAHERIKOMU
空中を行く雲であったなら、今日行ってあの子と言葉を交わし、明日にはここに帰って来られるのになあ。
左注
校異君尓 君 [西(訂正)][類][紀][細] / 抒 杼 [類][紀][細]
用語東歌、相聞、恋情、羈旅、別離