第14巻3500番歌はこちらにまとめました。
第14巻 3500番歌
| 巻 | 第14巻 |
| 歌番号 | 3500番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | – |
| 原文 | 牟良佐伎波 根乎可母乎布流 比等乃兒能 宇良我奈之家乎 祢乎遠敝奈久尓 |
| 訓読 | 紫草は根をかも終ふる人の子のうら愛しけを寝を終へなくに |
| かな | むらさきは ねをかもをふる ひとのこの うらがなしけを ねををへなくに |
| 英語(ローマ字) | MURASAKIHA NEWOKAMOWOFURU HITONOKONO URAGANASHIKEWO NEWOWOHENAKUNI |
| 訳 | 紫草(むらさき)は根っこもすべて染料に使うという。が、私はといえば、あの子がこころ愛(いと)しいのに、共寝もしていない。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 東歌、相聞、植物、譬喩、恋愛 |

