万葉集 第14巻 3482番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第14巻3482番歌はこちらにまとめました。

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第14巻 3482番歌

第14巻
歌番号3482番歌
作者作者不詳
題詞
原文可良許呂毛 須蘇乃宇知可倍 安波祢杼毛 家思吉己許呂乎 安我毛波奈久尓
訓読韓衣裾のうち交へ逢はねども異しき心を我が思はなくに
かなからころも すそのうちかへ あはねども けしきこころを あがもはなくに
英語(ローマ字)KARAKOROMO SUSONOUCHIKAHE AHANEDOMO KESHIKIKOKOROWO AGAMOHANAKUNI
中国の服は和服のように裾が合わせられるようにできていないように、私たちはお逢いしていませんが、決してほかの男に心惹かれているわけではありません。
左注或本歌曰 可良己呂母 須素能宇知可比 阿波奈敝婆 祢奈敝乃可良尓 許等多可利都母
校異
用語東歌、相聞、恋愛、序詞
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第14巻 3482S1番歌(異伝歌1)

題詞或本歌曰
原文可良己呂母 須素能宇知可比 阿波奈敝婆 祢奈敝乃可良尓 許等多可利都母
訓読韓衣裾のうち交ひ逢はなへば寝なへのからに言痛かりつも
かなからころも すそのうちかひ あはなへば ねなへのからに ことたかりつも
英語(ローマ字)KARAKOROMO SUSONOUCHIKAHI AHANAHEBA NENAHENOKARANI KOTOTAKARITSUMO
中国の服は和服のように裾が合わせられるようにできていないように、私たちはお逢いしていませんし、したがって寝てもいないのに人の噂がひどいですね。
左注
校異
用語東歌、相聞、うわさ、恋愛、異伝