第14巻3476番歌はこちらにまとめました。
第14巻 3476番歌
巻 | 第14巻 |
歌番号 | 3476番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 宇倍兒奈波 和奴尓故布奈毛 多刀都久能 努賀奈敝由家婆 故布思可流奈母 |
訓読 | うべ子なは我ぬに恋ふなも立と月のぬがなへ行けば恋しかるなも |
かな | うべこなは わぬにこふなも たとつくの ぬがなへゆけば こふしかるなも |
英語(ローマ字) | UBEKONAHA WANUNIKOFUNAMO TATOTSUKUNO NUGANAHEYUKEBA KOFUSHIKARUNAMO |
訳 | そうそう、あの子は私に気があったんだな。月が流れていけばいくほど恋しくなるだろうな。 |
左注 | 或本歌末句曰 奴我奈敝由家杼 和<奴><由賀>乃敝波 |
校異 | 努 奴 [元][類][紀] / 賀由 由賀 [万葉集略解] |
用語 | 東歌、相聞、羈旅、恋情 |
第14巻 3476S1番歌(異伝歌1)
題詞 | 或本歌末句曰 |
原文 | 奴我奈敝由家杼 和<奴><由賀>乃敝波 |
訓読 | ぬがなへ行けど我ぬ行がのへば |
かな | ぬがなへゆけど わぬゆがのへば |
英語(ローマ字) | NUGANAHEYUKEDO WANUYUGANOHEBA |
訳 | 月が流れたが、行きたくても、わたしは行けない。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 東歌、相聞、恋情、異伝 |