第13巻3331番歌はこちらにまとめました。
第13巻 3331番歌
巻 | 第13巻 |
歌番号 | 3331番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 隠来之 長谷之山 青幡之 忍坂山者 走出之 宜山之 出立之 妙山叙 惜 山之 荒巻惜毛 |
訓読 | 隠口の 泊瀬の山 青旗の 忍坂の山は 走出の よろしき山の 出立の くはしき山ぞ あたらしき 山の 荒れまく惜しも |
かな | こもりくの はつせのやま あをはたの おさかのやまは はしりでの よろしきやまの いでたちの くはしきやまぞ あたらしき やまの あれまくをしも |
英語(ローマ字) | KOMORIKUNO HATSUSENOYAMA AWOHATANO OSAKANOYAMAHA HASHIRIDENO YOROSHIKIYAMANO IDETACHINO KUHASHIKIYAMAZO ATARASHIKI YAMANO AREMAKUWOSHIMO |
訳 | 泊瀬の山なる忍坂(おさか)の山は、麓から上がりだした形が美しい山。またその立ち姿は霊妙に麗しい山。その山が荒れていくのはいかにも惜しい。 |
左注 | (右三首) |
校異 | – |
用語 | 桜井、奈良、亡妻歌、歌謡、山讃美 |