万葉集 第13巻 3297番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第13巻3297番歌はこちらにまとめました。

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第13巻 3297番歌

第13巻
歌番号3297番歌
作者作者不詳
題詞
原文玉田次 不懸時無 吾念 妹西不會波 赤根刺 日者之弥良尓 烏玉之 夜者酢辛二 眠不睡尓 妹戀丹 生流為便無
訓読玉たすき 懸けぬ時なく 我が思ふ 妹にし逢はねば あかねさす 昼はしみらに ぬばたまの 夜はすがらに 寐も寝ずに 妹に恋ふるに 生けるすべなし
かなたまたすき かけぬときなく あがおもふ いもにしあはねば あかねさす ひるはしみらに ぬばたまの よるはすがらに いもねずに いもにこふるに いけるすべなし
英語(ローマ字)TAMATASUKI KAKENUTOKINAKU AGAOMOFU IMONISHIAHANEBA AKANESASU HIRUHASHIMIRANI NUBATAMANO YORUHASUGARANI IMONEZUNI IMONIKOFURUNI IKERUSUBENASHI
玉たすきを掛けるではないが、気に懸け続けている彼女に逢えないので、終日終夜寝るに寝られず、彼女を恋い焦がれているので生きた心地がしない。
左注(右二首)
校異
用語