万葉集 第13巻 3263番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第13巻3263番歌はこちらにまとめました。

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第13巻 3263番歌

第13巻
歌番号3263番歌
作者作者不詳
題詞
原文己母理久乃 泊瀬之河之 上瀬尓 伊杭乎打 下湍尓 真杭乎挌 伊杭尓波 鏡乎懸 真杭尓波 真玉乎懸 真珠奈須 我念妹毛 鏡成 我念妹毛 有跡謂者社 國尓毛 家尓毛由可米 誰故可将行
訓読こもりくの 泊瀬の川の 上つ瀬に 斎杭を打ち 下つ瀬に 真杭を打ち 斎杭には 鏡を懸け 真杭には 真玉を懸け 真玉なす 我が思ふ妹も 鏡なす 我が思ふ妹も ありといはばこそ 国にも 家にも行かめ 誰がゆゑか行かむ
かなこもりくの はつせのかはの かみつせに いくひをうち しもつせに まくひをうち いくひには かがみをかけ まくひには またまをかけ またまなす あがおもふいもも かがみなす あがおもふいもも ありといはばこそ くににも いへにもゆかめ たがゆゑかゆかむ
英語(ローマ字)KOMORIKUNO HATSUSENOKAHANO KAMITSUSENI IKUHIWOUCHI SHIMOTSUSENI MAKUHIWOUCHI IKUHINIHA KAGAMIWOKAKE MAKUHINIHA MATAMAWOKAKE MATAMANASU AGAOMOFUIMOMO KAGAMINASU AGAOMOFUIMOMO ARITOIHABAKOSO KUNINIMO IHENIMOYUKAME TAGAYUゑKAYUKAMU
泊瀬川の上流の瀬には神聖な杭を打ち、下流の瀬には立派な杭を打ち、上瀬に打った杭には鏡を掛け、下瀬の杭には真玉を掛ける。その玉のように美しい彼女も、鏡のように輝く彼女もいるというのなら国にも家にも帰りましよう。が、相手のいない私はいったい誰のために帰ろうか。
左注檢古事記曰 件歌者木梨之軽太子自死之時所作者也 / (右三首)
校異
用語奈良、歌語り、悲別、恋情、木梨軽太子、伝承