第12巻3218番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3218番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3218番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (問答歌) |
| 原文 | <旦>々 筑紫乃方乎 出見乍 哭耳吾泣 痛毛為便無三 |
| 訓読 | 朝な朝な筑紫の方を出で見つつ音のみぞ我が泣くいたもすべなみ |
| かな | あさなさな つくしのかたを いでみつつ ねのみぞあがなく いたもすべなみ |
| 英語(ローマ字) | ASANASANA TSUKUSHINOKATAWO IDEMITSUTSU NENOMIZOAGANAKU ITAMOSUBENAMI |
| 訳 | 毎朝、毎朝、筑紫の方向を立って出て見ながら、私は声をあげて泣くばかり。もうどうしようもなくて。 |
| 左注 | 右二首 |
| 校異 | 且 旦 [元][類][紀][矢] |
| 用語 | 羈旅、恋情、地名、福岡、九州 |