第12巻3175番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3175番歌
巻 | 第12巻 |
歌番号 | 3175番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (羇旅發思) |
原文 | 若乃浦尓 袖左倍<沾>而 忘貝 拾杼妹者 不所忘尓 |
訓読 | 和歌の浦に袖さへ濡れて忘れ貝拾へど妹は忘らえなくに [忘れかねつも] |
かな | わかのうらに そでさへぬれて わすれがひ ひりへどいもは わすらえなくに [わすれかねつも] |
英語(ローマ字) | WAKANOURANI SODESAHENURETE WASUREGAHI HIRIHEDOIMOHA WASURAENAKUNI [WASUREKANETSUMO] |
訳 | 和歌の浦で袖さへ濡らして恋忘れ貝を拾ったけれど、あの子を忘れられない[或本歌末句云 忘れかねる]。 |
左注 | [或本歌末句云 忘可祢都母] |
校異 | 若乃 [元][類](塙)(楓) 若 / 沽 沾 [京] |
用語 | 地名、和歌山、異伝、恋情、望郷 |
第12巻 3175S1番歌(異伝歌1)
題詞 | (羇旅發思)[或本歌末句云] |
原文 | [忘可祢都母] |
訓読 | 忘れかねつも |
かな | わすれかねつも |
英語(ローマ字) | WASUREKANETSUMO |
訳 | 忘れられない。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 異伝、羈旅、恋情、望郷 |