第12巻3172番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3172番歌
巻 | 第12巻 |
歌番号 | 3172番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (羇旅發思) |
原文 | 浦廻榜 <熊>野舟附 目頬志久 懸不思 月毛日毛無 |
訓読 | 浦廻漕ぐ熊野舟つきめづらしく懸けて思はぬ月も日もなし |
かな | うらみこぐ くまのぶねつき めづらしく かけておもはぬ つきもひもなし |
英語(ローマ字) | URAMIKOGU KUMANOBUNETSUKI MEDURASHIKU KAKETEOMOHANU TSUKIMOHIMONASHI |
訳 | 浦に沿って漕ぐ熊野舟の様子が目立つと同様、愛しいあの子を心に懸けない時はなく、一日でもひと月でも思い続けている。 |
左注 | – |
校異 | 能 熊 [代匠記初校本] |
用語 | 序詞、羈旅、恋情、望郷 |