第12巻3085番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3085番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3085番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 朝影尓 吾身者成奴 玉蜻 髣髴所見而 徃之兒故尓 |
| 訓読 | 朝影に我が身はなりぬ玉かぎるほのかに見えて去にし子ゆゑに |
| かな | あさかげに あがみはなりぬ たまかぎる ほのかにみえて いにしこゆゑに |
| 英語(ローマ字) | ASAKAGENI AGAMIHANARINU TAMAKAGIRU HONOKANIMIETE INISHIKOYUゑNI |
| 訳 | 朝影のように私はやせ細ってしまった。陽炎のようにほのかに逢っただけで立ち去ってしまったあの子が忘れられないゆえに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 枕詞、恋情 |