第12巻2967番歌はこちらにまとめました。
第12巻 2967番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 2967番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 年之經者 見管偲登 妹之言思 衣乃<縫>目 見者哀裳 |
| 訓読 | 年の経ば見つつ偲へと妹が言ひし衣の縫目見れば悲しも |
| かな | としのへば みつつしのへと いもがいひし ころものぬひめ みればかなしも |
| 英語(ローマ字) | TOSHINOHEBA MITSUTSUSHINOHETO IMOGAIHISHI KOROMONONUHIME MIREBAKANASHIMO |
| 訳 | 何年か経ったら、縫目を見て私を偲んで下さい、と言ったっけ。もうあの子はいないが、着物の縫目を見ると悲しくてたまらない。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 継 縫 [西(訂正右書)][元][古][紀] |
| 用語 | 恋情、形見、衣、羈旅 |