第12巻2860番歌はこちらにまとめました。
第12巻 2860番歌
巻 | 第12巻 |
歌番号 | 2860番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 八<釣>川 水底不絶 行水 續戀 是比歳 [或本歌曰 水尾母不絶] |
訓読 | 八釣川水底絶えず行く水の継ぎてぞ恋ふるこの年ころを [或本歌曰 水脈も絶えせず] |
かな | やつりがは みなそこたえず ゆくみづの つぎてぞこふる このとしころを [みをもたえせず] |
英語(ローマ字) | YATSURIGAHA MINASOKOTAEZU YUKUMIDUNO TSUGITEZOKOFURU KONOTOSHIKOROWO [MIWOMOTAESEZU] |
訳 | 八釣川の川底のように、絶えることなく流れる水のようにずっと恋い焦がれています。ここ何年間も。 |
左注 | (右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | 鈎 釣 [紀][温] |
用語 | 作者:柿本人麻呂歌集、略体、地名、明日香、奈良県、異伝、恋情、序詞 |