第11巻2665番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2665番歌
| 巻 | 第11巻 |
| 歌番号 | 2665番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄物陳思) |
| 原文 | 月之有者 明覧別裳 不知而 寐吾来乎 人見兼鴨 |
| 訓読 | 月しあれば明くらむ別も知らずして寝て我が来しを人見けむかも |
| かな | つきしあれば あくらむわきも しらずして ねてわがこしを ひとみけむかも |
| 英語(ローマ字) | TSUKISHIAREBA AKURAMUWAKIMO SHIRAZUSHITE NETEWAGAKOSHIWO HITOMIKEMUKAMO |
| 訳 | 空に月が出ていたので、夜が明けたことも知らず寝てしまった。家を急いで出てきたが、その姿を人に見られただろうか。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | うわさ、不安、恋愛 |