第11巻2614番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2614番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2614番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (正述心緒) |
原文 | 眉根掻 下言借見 思有尓 去家人乎 相見鶴鴨 |
訓読 | 眉根掻き下いふかしみ思へるにいにしへ人を相見つるかも |
かな | まよねかき したいふかしみ おもへるに いにしへひとを あひみつるかも |
英語(ローマ字) | MAYONEKAKI SHITAIFUKASHIMI OMOHERUNI INISHIHEHITOWO AHIMITSURUKAMO |
訳 | 眉根を掻きたくなったので、内心訝しく思っていたら、昔の彼女に逢ったよ。 |
左注 | 或本歌<曰> 眉根掻 誰乎香将見跡 思乍 氣長戀之 妹尓相鴨 / 一書歌曰 眉根掻 下伊布可之美 念有之 妹之容儀乎 今日見都流香裳 |
校異 | 云 曰 [嘉][紀] |
用語 | 女歌 |
第11巻 2614S1番歌(異伝歌1)
題詞 | (正述心緒)或本歌<曰> |
原文 | 眉根掻 誰乎香将見跡 思乍 氣長戀之 妹尓相鴨 |
訓読 | 眉根掻き誰をか見むと思ひつつ日長く恋ひし妹に逢へるかも |
かな | まよねかき たれをかみむと おもひつつ けながくこひし いもにあへるかも |
英語(ローマ字) | MAYONEKAKI TAREWOKAMIMUTO OMOHITSUTSU KENAGAKUKOHISHI IMONIAHERUKAMO |
訳 | 眉根を掻きたくなったので、誰かに逢う兆しなのかなと思っていたら、長らく恋い焦がれていた彼女に逢ったよ。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 異伝 |
第-巻 -S2番歌(異伝歌2)
題詞 | (正述心緒)一書歌曰 |
原文 | 眉根掻 下伊布可之美 念有之 妹之容儀乎 今日見都流香裳 |
訓読 | 眉根掻き下いふかしみ思へりし妹が姿を今日見つるかも |
かな | まよねかき したいふかしみ おもへりし いもがすがたを けふみつるかも |
英語(ローマ字) | MAYONEKAKI SHITAIFUKASHIMI OMOHERISHI IMOGASUGATAWO KEFUMITSURUKAMO |
訳 | 眉根を掻きたくなったので、内心訝しく思っていたら、昔思っていた彼女の姿を今日見かけたよ。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 異伝 |