第11巻2476番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2476番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2476番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 打田 稗數多 雖有 擇為我 夜一人宿 |
訓読 | 打つ田には稗はしあまたありといへど選えし我れぞ夜をひとり寝る |
かな | うつたには ひえはしあまた ありといへど えらえしわれぞ よをひとりぬる |
英語(ローマ字) | UTSUTANIHA HIEHASHIAMATA ARITOIHEDO ERAESHIWAREZO YOWOHITORINURU |
訳 | 耕す田には捨て去る稗がまだ数多く残っている。その稗さえ残っているのに、よりにもよってこの私が捨てられ、一人寝をしなければならない。 |
左注 | (以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | – |
用語 | 作者:柿本人麻呂歌集、略体、植物、恋情 |