第11巻2385番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2385番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2385番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (正述心緒) |
原文 | <麁>玉 五年雖經 吾戀 跡無戀 不止恠 |
訓読 | あらたまの五年経れど我が恋の跡なき恋のやまなくあやし |
かな | あらたまの いつとせふれど あがこひの あとなきこひの やまなくあやし |
英語(ローマ字) | ARATAMANO ITSUTOSEFUREDO AGAKOHINO ATONAKIKOHINO YAMANAKUAYASHI |
訳 | あの子を恋うようになってから五年も経つのに実る気配もない。なのに、いまだ未練がましく恋し続けているのは不思議なことだ。 |
左注 | (以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | 簾 麁 [嘉][文][紀] |
用語 | 作者:柿本人麻呂歌集、略体、枕詞、恋情 |