第10巻2302番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2302番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2302番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄夜) |
| 原文 | <或>者之 痛情無跡 将念 秋之長夜乎 <寤><臥>耳 |
| 訓読 | ある人のあな心なと思ふらむ秋の長夜を寝覚め臥すのみ |
| かな | あるひとの あなこころなと おもふらむ あきのながよを ねざめふすのみ |
| 英語(ローマ字) | ARUHITONO ANAKOKORONATO OMOFURAMU AKINONAGAYOWO NEZAMEFUSUNOMI |
| 訳 | 人様が見るとなんと無粋なことよと思うかもしれない。秋の夜長をただ寝ているだけじゃないかと・・・。あの人に恋煩って臥せっているというのに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 惑 或 [元][紀] / 寐 寤 [元] / 師 臥 [元][類] |
| 用語 | 秋相聞、恋情、孤独 |

