第10巻2277番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2277番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2277番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄花) |
原文 | 左小<壮>鹿之 入野乃為酢寸 初尾花 何時<加> 妹之<手将>枕 |
訓読 | さを鹿の入野のすすき初尾花いづれの時か妹が手まかむ |
かな | さをしかの いりののすすき はつをばな いづれのときか いもがてまかむ |
英語(ローマ字) | SAWOSHIKANO IRINONOSUSUKI HATSUWOBANA IDURENOTOKIKA IMOGATEMAKAMU |
訳 | 牡鹿が入り込む入野にススキが初めて尾花を付ける季節がやってきた。いったいいつになったら彼女の手枕で共寝できるのだろう。 |
左注 | – |
校異 | 牡 壮 [類] / 如 加 [元][紀][温] / 将手 手将 [元][類][紀] |
用語 | 秋相聞、地名、動物、植物 |