第10巻2269番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2269番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2269番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 寄鶴 |
原文 | 今夜乃 暁降 鳴鶴之 念不過 戀許増益也 |
訓読 | 今夜の暁ぐたち鳴く鶴の思ひは過ぎず恋こそまされ |
かな | こよひの あかときぐたち なくたづの おもひはすぎず こひこそまされ |
英語(ローマ字) | KOYOHINO AKATOKIGUTACHI NAKUTADUNO OMOHIHASUGIZU KOHIKOSOMASARE |
訳 | 夜の明け方過ぎの早朝、鶴の切ない鳴き声がする。そんな鳴き声のように私の切なさは募り、恋心が増すばかり。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 秋相聞、動物、恋情 |