第10巻2256番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2256番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2256番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (寄露) |
| 原文 | 秋穂乎 之努尓<押>靡 置露 消鴨死益 戀乍不有者 |
| 訓読 | 秋の穂をしのに押しなべ置く露の消かもしなまし恋ひつつあらずは |
| かな | あきのほを しのにおしなべ おくつゆの けかもしなまし こひつつあらずは |
| 英語(ローマ字) | AKINOHOWO SHINONIOSHINABE OKUTSUYUNO KEKAMOSHINAMASHI KOHITSUTSUARAZUHA |
| 訳 | 秋の稲穂にぴっしり付いた白露のように露と消えて死んでしまいたい。こうしてもんもんと恋いこがれているくらいなら。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 狎 押 [元][類][紀] |
| 用語 | 秋相聞、恋情 |