第10巻2254番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2254番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2254番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄露) |
原文 | 秋芽子之 上尓置有 白露之 消鴨死猿 戀<乍>不有者 |
訓読 | 秋萩の上に置きたる白露の消かもしなまし恋ひつつあらずは |
かな | あきはぎの うへにおきたる しらつゆの けかもしなまし こひつつあらずは |
英語(ローマ字) | AKIHAGINO UHENIOKITARU SHIRATSUYUNO KEKAMOSHINAMASHI KOHITSUTSUARAZUHA |
訳 | 秋萩の上に付いた白露のように露と消えて死んでしまいたい。こうしてもんもんと恋いこがれているくらいなら。 |
左注 | – |
校異 | 尓 乍 [万葉考] / 猿 [元][類](塙) ミ |
用語 | 秋相聞、植物、恋情 |