第10巻2165番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2165番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2165番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠蝦) |
| 原文 | 上瀬尓 河津妻呼 暮去者 衣手寒三 妻将枕跡香 |
| 訓読 | 上つ瀬にかはづ妻呼ぶ夕されば衣手寒み妻まかむとか |
| かな | かみつせに かはづつまよぶ ゆふされば ころもでさむみ つままかむとか |
| 英語(ローマ字) | KAMITSUSENI KAHADUTSUMAYOBU YUFUSAREBA KOROMODESAMUMI TSUMAMAKAMUTOKA |
| 訳 | 上流の瀬で蝦(かはづが盛んに妻問いの声を発して鳴いている。そして夕方になれば、衣手が寒いので妻と共寝しようとばかりの声で鳴く。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 秋雑歌、動物 |

