万葉集 第10巻 2155番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第10巻2155番歌はこちらにまとめました。

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第10巻 2155番歌

第10巻
歌番号2155番歌
作者作者不詳
題詞(詠鹿鳴)
原文秋芽子之 開有野邊 左<壮>鹿者 落巻惜見 鳴去物乎
訓読秋萩の咲たる野辺にさを鹿は散らまく惜しみ鳴き行くものを
かなあきはぎの さきたるのへに さをしかは ちらまくをしみ なきゆくものを
英語(ローマ字)AKIHAGINO SAKITARUNOHENI SAWOSHIKAHA CHIRAMAKUWOSHIMI NAKIYUKUMONOWO
秋の野辺に萩が咲いている。その花が散るのを惜しんで牡鹿は鳴き立てながら歩いているのだなあ。
左注
校異牡 壮 [元][類]
用語秋雑歌、植物、動物