第10巻2153番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2153番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 2153番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (詠鹿鳴) |
| 原文 | 秋芽子之 咲有野邊者 左小<壮>鹿曽 露乎別乍 嬬問四家類 |
| 訓読 | 秋萩の咲きたる野辺はさを鹿ぞ露を別けつつ妻どひしける |
| かな | あきはぎの さきたるのへは さをしかぞ つゆをわけつつ つまどひしける |
| 英語(ローマ字) | AKIHAGINO SAKITARUNOHEHA SAWOSHIKAZO TSUYUWOWAKETSUTSU TSUMADOHISHIKERU |
| 訳 | 萩の花が咲き乱れている野辺。その野辺を露の降りた草々を踏み分けつつ牡鹿は歩き回り、妻を求めて鳴き立てている。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 牡 壮 [元][類] |
| 用語 | 秋雑歌、植物、動物 |