万葉集 第10巻 2032番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第10巻2032番歌はこちらにまとめました。

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第10巻 2032番歌

第10巻
歌番号2032番歌
作者柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集)
題詞(七夕)
原文一年邇 七夕耳 相人之 戀毛不<過>者 夜深徃久毛 [一云 不盡者 佐宵曽明尓来]
訓読一年に七日の夜のみ逢ふ人の恋も過ぎねば夜は更けゆくも [一云 尽きねばさ夜ぞ明けにける]
かなひととせに なぬかのよのみ あふひとの こひもすぎねば よはふけゆくも [つきねば さよぞあけにける]
英語(ローマ字)HITOTOSENI NANUKANOYONOMI AFUHITONO KOHIMOSUGINEBA YOHAFUKEYUKUMO [TSUKINEBA SAYOZOAKENIKERU]
一年で七月七日の一夜だけ逢うことが許されている牽牛と織り姫。その一夜も別れなければならない夜が更けてきて名残惜しくてならない。
左注(右柿本朝臣人麻呂之歌集出)
校異遏 過 [元][類][紀]
用語秋雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、七夕
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