第10巻1998番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1998番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1998番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | (七夕) |
原文 | 吾戀 嬬者知遠 徃船乃 過而應来哉 事毛告火 |
訓読 | 我が恋を嬬は知れるを行く舟の過ぎて来べしや言も告げなむ |
かな | あがこひを つまはしれるを ゆくふねの すぎてくべしや こともつげなむ |
英語(ローマ字) | AGAKOHIWO TSUMAHASHIRERUWO YUKUFUNENO SUGITEKUBESHIYA KOTOMOTSUGENAMU |
訳 | 別れが辛いのは私も一緒。なのに、いよいよ舟に乗り込んで去る時が来たというのに、さようならの一言もない。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | – |
用語 | 秋雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、七夕 |