第10巻1986番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1986番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1986番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄草) |
原文 | 吾耳哉 如是戀為良武 <垣>津旗 丹<頬合>妹者 如何将有 |
訓読 | 我れのみやかく恋すらむかきつはた丹つらふ妹はいかにかあるらむ |
かな | あれのみや かくこひすらむ かきつはた につらふいもは いかにかあるらむ |
英語(ローマ字) | ARENOMIYA KAKUKOHISURAMU KAKITSUHATA NITSURAFUIMOHA IKANIKAARURAMU |
訳 | こんなに恋い焦がれているのは私の方だけだろうか。かきつばたのように美しい赤みを帯びた顔のあの子の方はどう思っているのだろうか。 |
左注 | – |
校異 | 垣 [西(上書訂正)][元][紀] / 類令 頬合 [元][類] |
用語 | 夏相聞、恋情、植物 |