第10巻1897番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1897番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 1897番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | 寄鳥 |
| 原文 | 春之在者 伯勞鳥之草具吉 雖不所見 吾者見<将遣> 君之當<乎>婆 |
| 訓読 | 春さればもずの草ぐき見えずとも我れは見やらむ君があたりをば |
| かな | はるされば もずのくさぐき みえずとも われはみやらむ きみがあたりをば |
| 英語(ローマ字) | HARUSAREBA MOZUNOKUSAGUKI MIEZUTOMO WAREHAMIYARAMU KIMIGAATARIWOBA |
| 訳 | 春になるとモズは草むらに潜って姿が見えなくなるが、見えなくとも私はあの方のいる家の辺りを見てしまいます。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 遣将 将遣 [元][矢][京] / <> 乎 [元][類][紀] |
| 用語 | 春相聞、植物、恋情 |