第10巻1894番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1894番歌
| 巻 | 第10巻 |
| 歌番号 | 1894番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
| 題詞 | – |
| 原文 | 霞發 春永日 戀暮 夜深去 妹相鴨 |
| 訓読 | 霞立つ春の長日を恋ひ暮らし夜も更けゆくに妹も逢はぬかも |
| かな | かすみたつ はるのながひを こひくらし よもふけゆくに いももあはぬかも |
| 英語(ローマ字) | KASUMITATSU HARUNONAGAHIWO KOHIKURASHI YOMOFUKEYUKUNI IMOMOAHANUKAMO |
| 訳 | 霞がかかった春の一日のように(あらかじめ約束しておいた)夜更けまで、彼女に逢うのが待ち遠しくて恋い苦しかったが、夜更けになってやっと彼女に逢えたよ。 |
| 左注 | (右柿本朝臣人麻呂歌集出) |
| 校異 | – |
| 用語 | 春相聞、作者:柿本人麻呂歌集、略体、恋情 |

