第10巻1814番歌はこちらにまとめました。
第10巻 1814番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 1814番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | – |
原文 | 古 人之殖兼 杉枝 霞<霏>d 春者来良之 |
訓読 | いにしへの人の植ゑけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし |
かな | いにしへの ひとのうゑけむ すぎがえに かすみたなびく はるはきぬらし |
英語(ローマ字) | INISHIHENO HITONOUゑKEMU SUGIGAENI KASUMITANABIKU HARUHAKINURASHI |
訳 | その昔、人々が植えたであろう杉林の枝に霞がたなびいている。この山中にも春がやってきているのだな。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂歌集出) |
校異 | <> 霏 [西(左書)][元][類][紀] / 之 [元][類](塙) 芝 |
用語 | 春雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、植物、季節 |