第9巻1791番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1791番歌
| 巻 | 第9巻 |
| 歌番号 | 1791番歌 |
| 作者 | 遣唐使母 |
| 題詞 | (天平五年癸酉遣唐使舶發難波入海之時親母贈子歌一首[并短歌])反歌 |
| 原文 | 客人之 宿将為野尓 霜降者 吾子羽L 天乃鶴群 |
| 訓読 | 旅人の宿りせむ野に霜降らば我が子羽ぐくめ天の鶴群 |
| かな | たびひとの やどりせむのに しもふらば あがこはぐくめ あめのたづむら |
| 英語(ローマ字) | TABIHITONO YADORISEMUNONI SHIMOFURABA AGAKOHAGUKUME AMENOTADUMURA |
| 訳 | 旅人たる我が子が陸に上がって仮寝せんとする、その野に霜が降りたら我が子を羽で覆ってね、空翔る鶴たちよ。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
| 用語 | 相聞、作者:遣唐使母、母親、愛情、送別、羈旅、餞別、安全、天平5年、年紀、動物 |