第9巻1766番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1766番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1766番歌 |
作者 | 振田向 |
題詞 | 振田向宿祢退筑紫國時歌一首 |
原文 | 吾妹兒者 久志呂尓有奈武 左手乃 吾奥手<二> 纒而去麻師乎 |
訓読 | 我妹子は釧にあらなむ左手の我が奥の手に巻きて去なましを |
かな | わぎもこは くしろにあらなむ ひだりての わがおくのてに まきていなましを |
英語(ローマ字) | WAGIMOKOHA KUSHIRONIARANAMU HIDARITENO WAGAOKUNOTENI MAKITEINAMASHIWO |
訳 | あなたが釧であったらいいのに。左手の手首に巻いて旅立とうものを。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / 尓 二 [元][藍][類][紀] |
用語 | 相聞、作者:振田向、恋情、福岡、餞別、離別 |