万葉集 第9巻 1748番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第9巻1748番歌はこちらにまとめました。

スポンサーリンク

第9巻 1748番歌

第9巻
歌番号1748番歌
作者高橋虫麻呂
題詞(春三月諸卿大夫等下難波時歌二首[并短歌])反歌
原文吾去者 七日<者>不過 龍田彦 勤此花乎 風尓莫落
訓読我が行きは七日は過ぎじ龍田彦ゆめこの花を風にな散らし
かなわがゆきは なぬかはすぎじ たつたひこ ゆめこのはなを かぜになちらし
英語(ローマ字)WAGAYUKIHA NANUKAHASUGIJI TATSUTAHIKO YUMEKONOHANAWO KAZENINACHIRASHI
難波に行って戻って来るのに七日はかかりません。龍田彦様、戻って来るまでゆめゆめ、桜を風で散らせなさいませんように。
左注(右件歌者高橋連蟲麻呂歌集中出)
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / <> 者 [藍][壬][類][紀]
用語雑歌、作者:高橋虫麻呂歌集、奈良、餞別、天平6年3月、年紀、難波、大阪、風神、鎮花、地名、植物