第9巻1710番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1710番歌
| 巻 | 第9巻 |
| 歌番号 | 1710番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
| 題詞 | – |
| 原文 | 吾妹兒之 赤裳<O>塗而 殖之田乎 苅将蔵 倉無之濱 |
| 訓読 | 我妹子が赤裳ひづちて植ゑし田を刈りて収めむ倉無の浜 |
| かな | わぎもこが あかもひづちて うゑしたを かりてをさめむ くらなしのはま |
| 英語(ローマ字) | WAGIMOKOGA AKAMOHIDUCHITE UゑSHITAWO KARITEWOSAMEMU KURANASHINOHAMA |
| 訳 | 彼女が赤裳を泥んこにして田植えを行った田が刈り入れの時期を迎えたが、刈りとって収める倉もない浜だよ。 |
| 左注 | (右二首或云柿本朝臣人麻呂作) |
| 校異 | 泥 O [藍][類][紀] |
| 用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂、福岡県、中津市、地名 |

