万葉集 第8巻 1618番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第8巻1618番歌はこちらにまとめました。

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第8巻 1618番歌

第8巻
歌番号1618番歌
作者湯原王
題詞湯原王<贈>娘子歌一首
原文玉尓貫 不令消賜良牟 秋芽子乃 宇礼和々良葉尓 置有白露
訓読玉に貫き消たず賜らむ秋萩の末わくらばに置ける白露
かなたまにぬき けたずたばらむ あきはぎの うれわくらばに おけるしらつゆ
英語(ローマ字)TAMANINUKI KETAZUTABARAMU AKIHAGINO UREWAKURABANI OKERUSHIRATSUYU
緒に通して飾りにしたいので、消えないで賜りたいものです。秋萩の枝先がたわむほどぴっしり付いた真珠のように美しい白露を。
左注
校異賜 贈 [紀][温][矢][京] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語秋相聞、作者:湯原王、娘子、贈答、植物