万葉集 第8巻 1617番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第8巻1617番歌はこちらにまとめました。

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第8巻 1617番歌

第8巻
歌番号1617番歌
作者山口女王
題詞山口女王<贈>大伴宿祢家持歌一首
原文秋芽子尓 置有露乃 風吹而 落涙者 留不勝都毛
訓読秋萩に置きたる露の風吹きて落つる涙は留めかねつも
かなあきはぎに おきたるつゆの かぜふきて おつるなみたは とどめかねつも
英語(ローマ字)AKIHAGINI OKITARUTSUYUNO KAZEFUKITE OTSURUNAMITAHA TODOMEKANETSUMO
秋萩に付いている露が風が吹くとポロポロと流れ落ちる。そんな風に私の涙はこぼれ落ちてとめられません。
左注
校異賜 贈 [紀][温][矢][京] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語秋相聞、作者:山口女王、大伴家持、贈答、恋情、植物