第8巻1575番歌はこちらにまとめました。
第8巻 1575番歌
巻 | 第8巻 |
歌番号 | 1575番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (右大臣橘家宴歌七首) |
原文 | 雲上尓 鳴都流鴈乃 寒苗 芽子乃下葉者 黄變可毛 |
訓読 | 雲の上に鳴きつる雁の寒きなへ萩の下葉はもみちぬるかも |
かな | くものうへに なきつるかりの さむきなへ はぎのしたばは もみちぬるかも |
英語(ローマ字) | KUMONOUHENI NAKITSURUKARINO SAMUKINAHE HAGINOSHITABAHA MOMICHINURUKAMO |
訳 | 雲の上で鳴いている雁の声が寒々と聞こえるが、折しもこの庭の萩の下葉はもう色づいていますね。 |
左注 | 右二首( / 天平十年戊寅秋八月廿日) |
校異 | – |
用語 | 秋雑歌、宴席、橘諸兄、天平10年8月20日、年紀、植物 |